デイリーホーリーホック

「シルバーパートナー・株式会社KUNOが『あしぎんSDGs私募債』を通じてクラブに寄付金を寄贈」【HHレポート】※無料記事

【写真 米村優子】

シルバーパートナー・株式会社KUNOの「あしぎんSDGs私募債」発行に伴う寄付金の贈呈式が5月18日、水戸市小吹町のケーズデンキスタジアム水戸で行われ、KUNOの久野貢司取締役副社長、足利銀行水戸支店の伏木正人支店長、小島耕社長が参列しました。
「あしぎんSDGs私募債」とは、財務内容が一定以上の基準を満たした優良企業が私募債による資金調達を行った際に、その手数料の一部をSDGsの観点で企業、団体に寄贈できる足利銀行の金融商品です。
この私募債を通じて水戸に寄付金を寄贈した企業は、2021年の横建工業株式会社、2022年の株式会社ブックエースに続き、3社目となります。
水戸市を拠点に不動産業や建築業を営み、2019年からパートナー企業となったKUNOは、自社の運営資金として1億円の私募債を発行し、その手数料の一部である20万円をクラブに寄贈。この寄付金は、地域貢献活動などの運営費として活用される予定です。


◯株式会社KUNO 久野貢司取締役副社長
「クラブの運営をされていた前社長の沼田邦郎さんともう30年近くのお付き合いがあります。Jリーグの構想自体はあまり詳しくはないのですが、沼田さんは地域に根ざしたサッカークラブの在り方をすごく強調されていた記憶があります。私どもは建築業や不動産業を営んでおりますが、地域と一体になって仕事をさせていただいている中で、沼田さんとのコミュニケーション中で共感する部分があり、クラブを支援させていただいております。クラブは正直、不甲斐ない成績だと感じていますが、今回は足利さんを通じて資金を調達させていただいた中で、喝を入れる意味でも微力ながらスポンサーとしてできるだけ協力させていただければなと思っております」


◯足利銀行水戸支店 伏木正人支店長
「『あしぎんSDGs私募債』は優良企業様しか発行できない商品です。KUNO様のSDGsに対する想いを水戸ホーリーホック様にお届け出来ることを大変光栄に思っております。水戸ホーリーホックは地元のクラブなので応援しています。是非頑張っていただきたいと思います」


◯小島耕社長
「あしぎんSDGs私募債を通じて、株式会社KUNO様、足利銀行様のお力をいただきまして、我々に寄付金をいただけるということで、本当に心より感謝を申し上げます。我々としてもこの恩を我々の活動をもって地域に還元することを念頭に置いて、まずはしっかりトップチームが結果を残し、地域貢献活動などに活かしていきたいと思います。長くご支援いただいている企業様でございますので、我々としてももっと恩返しをしていかなければならないと強く感じております。引き続きのサポートをよろしくお願い致します。本日は本当に有難うございました」

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