デイリーホーリーホック

「水戸ファミリーがJ1昇格に向けて一致団結!キックオフパーティー『葵会』開催」【ニュース】※無料記事

【写真 米村優子】

水戸市千波町の水戸プラザホテルで2月15日、「2024キックオフパーティー葵会」が開催されました。
スポンサー、関係者、サポーターら約350名が参加し、水戸ファミリーがJ1昇格に向けて一致団結。今シーズンを共に闘い抜く覚悟を誓いました。

【写真 米村優子】

冒頭、小島耕社長が来場者に挨拶し、選手、濱崎芳己監督らスタッフが次々に登場。
濱崎監督や村田航一キャプテンがJ1昇格の目標を力強く宣言すると、会場は大きな拍手で包まれ、その決意を後押ししました。
そして上月良祐経済産業副大臣や高橋靖水戸市長が登壇して挨拶を行い、後援会の葵龍会を代表して株式会社オートバックス東日本販売茨城カンパニーの河添貴之社長が乾杯の音頭を取って歓談がスタート。
各テーブルでは選手やスタッフがスポンサーや関係者らと名刺交換をしたり、期待や高揚感が高まる開幕直前の中、つかの間の交流を楽しんでいました。
途中、大型スクリーンでオフィシャルパートナーが紹介され、今月11日に発足したばかりの障がい者チーム「クノスフェアビデ」の加藤貴之監督と西岡祥汰キャプテンが来場者に応援を呼びかけました。

【写真 米村優子】

最後は沼田邦郎会長が突然、全選手と全スタッフを壇上に招くと、長年クラブに尽力するスタッフへの労りの言葉をかけるとともに、水戸ファミリー一丸で最後まで全力で闘い抜き、J2の頂点を目指す決意を顕にしました。
共にJ1へ挑む機運が最高潮となったところで、葵会は閉幕。選手やスタッフが廊下で花道を作り、来場者全員をお見送りして、パーティーは終了となりました。

【写真 米村優子】

多くの激励を受けて、開幕へのモチベーションを更に高めた選手やスタッフ。
水戸ファミリーの多大な支援や声援をチカラに、チームは万全の準備をして開幕戦に挑んでいくことでしょう!

【写真 米村優子】

【写真 米村優子】


◯小島耕社長
「本日は日頃、我々を支えていただいておりますパートナー企業の皆様、そして関係業者の皆様、後援会組織・葵龍会の皆様、そしてファン・サポーターの皆様、国会議員の先生の皆様、会期中に関わらず、誠にありがとうございます。ホームタウン推進協議会の高橋靖水戸市長をはじめとする15市町村の関係者の皆様、県会議員の皆様、各市町村議員の皆様、本当に多くの方にご参加いただいております。本日は350名を超える参加者の皆様でございます。本当にありがとうございます。クラブ創設30周年、節目の年の葵会でございます。30年間、クラブは本当に多くの方に、苦しいときも、少しだけ良いときも支えていただきました。この30年間、本当に紆余曲折、たくさんのことがありました。今日も選手たちは午前中、城里町のアツマーレで激しいトレーニングができました。今は7拠点、770人のスクール生の子供たちがホーリーホックのエンブレムを胸につけてボールを蹴っております。本当にこのような水戸ホーリーホックの日常は、簡単に作れた歴史はございません。ここにいらっしゃる多くの皆様、関係者の皆様のお力添えがあって、今日の日を迎えられる。30年目のシーズンを戦うことができる。そういうふうに我々も感謝をしている次第でございます。今日も朝、おそらくスポニチさんだったと思いますが、ある海外資本が、あるJ3クラブを買収するんじゃないか、なんていう記事が出てました。Jリーグクラブは全国で60クラブございますけども、オーナーであったり、責任企業を持つ、いわゆる地方市民クラブから転換をするクラブが増えております。我々、地方市民クラブである水戸ホーリーホックにとっては、試練の時間が続いています。しかしながら、私はこの地方市民クラブとして、皆さんの力を結集して、今後も戦い続けることを、ここにお約束を申し上げる次第でございます。我々が30年間大切にしているもの。それは地域の皆さんとともに歩み、地域の皆さんとともに戦いを続け、全力必死で全ての試合を戦い抜くことです。今年、水戸ホーリーホックは引き続き、全力必死の姿勢を皆様にお見せしたいと思っております。水戸ホーリーホックは特定の企業のものではありません。特定の団体のものでもありません。この地域の皆さんのものです。この地域の皆さんのクラブです。今年、水戸ホーリーホックはJ1へ行くサプライズを起こそうと思っています。でも、それは僕らクラブだけの力では果たせません。クラブ、選手、スタッフ、フロントアカデミー、96人の力だけでは成し得ない大きなサプライズだと思います。ここにいらっしゃる皆さんの力を結集して、水戸ホーリーホックファミリーの力を結集して、J1、その舞台に、30周年の節目に行きたいと思っています。2月24日のいわき戦、ぶっちゃけいわき側の方がチケットは売れています。水戸はどうせ満員にならないから、直前でチケットを買おう。そんなクラブでいつまでもいるわけにはいきません。是非ここにいらっしゃる皆さん。まだチケットを買われてない皆さん。シーズンシートをまだ申し込まれていない皆さん。サポータークラブに加入されていない皆さん。ぜひ2月24日までに、前向きな前向きなご検討いただきたいなと思っております。2024年シーズン、水戸ホーリーホックは全力必死で戦います。この秋、大きなサプライズを、日本サッカー界、日本スポーツ界に起こす存在になりたいと思います。どうか応援よろしくお願いします。ありがとうございます」

【写真 米村優子】


◯濱崎芳己監督
「この会場に隙間がないぐらいの方々が集まっていただいて、非常に感謝しております。2024年、水戸ホーリーホックは今日この舞台に立っている選手たちとともに、スタッフ、それからクラブスタッフ、またシーズンもしっかり戦ってまいります。今年は16名の新加入選手、そして今年も一緒に戦ってくれる18名の既存の選手、強化指定ですけれども1人追加して、35名の選手たちとともに、水戸ホーリーホックは30周年を迎えます。この30周年を迎えるにあたり、我々はJ1昇格という目標を立てました。その目標に行くためには優勝、もしくはプレーオフに進んでいかないと、その目標は達成できません。Jリーグができて31年。本当にレベルが上がり、リーグも当初は10チームだったのが、今では60チームです。そういうしのぎを削るリーグの中で、ホーリーホックは30年間、J2というステージをしっかり守ってまいりました。ただ皆さんの期待でもあり、我々の願いでもある、もう一つ上のステージへしっかり向かっていけるよう、選手たちと今シーズンを戦っていきたいと思います。最初ですので堅い挨拶にはなりましたけれども、選手たちは本当に毎日、自分たちの限界を決めず、限界を超えるということを、常々考えながらプレーしてくれてます。新加入の選手たちは来たその日から、いや、来る前から、ホーリーホックと戦うことを誓い、そして既存の選手たちは去年の悔しさをしっかり果たすために、またシーズンを戦うことを誓ってくれてます。我々スタッフも同様です。そのためには、我々の力だけではどうにもなりません。我々がピッチでその姿を見せていく、そしてたくさんの方々に応援していただき、本当に大きなムーブメントとなって、この水戸ホーリーホックがしっかり躍動していく。このシーズンがそんなふうに進んでいき、私自身はその舵をしっかり切っていけるように進んで参りたいと思います。今日のこの時間を皆さんと過ごさせていただき、選手たちの顔をしっかり覚えていただき、有意義な時間になることを我々としてはお約束をしたいと思います。我々ホストとして皆さんをお迎えしますので、選手やスタッフといろんな話をしていただきながら、いろんな側面を見ていただきたいです。より互いが好きになち、もっと応援し合うような時間にできるよう、頑張って参りますので、今日の時間をお楽しみください。今シーズン、我々は前に前に進んでまいります。いろんなことが必ずあります。壁にぶつかります。でもそれを打ち破って、前に進むことを今日新たに誓います。どうぞ1年間よろしくお願いいたします」

【写真 米村優子】


◯村田航一主将
「まずはじめに、平日のお忙しい時間に多数のご参列をいただき、ありがとうございます。そしていつも多大なるご支援とご声援をありがとうございます。今シーズン、僕たちはJ1昇格という目標を掲げています。すごく難しい目標だっていうことは重々承知していますけど、だからこそ目指す価値のあることだと思いますし、それが成就した暁には、本当に僕たちもそうですし、応援していただいてる皆様にも、素敵な未来が広がるんだろうと思ってます。水戸ホーリーホックの最高順位は7位ですが、僕が大卒1年目の2019シーズンの時の順位です。チームの一員として7位という成績を経験させていただいて、そのとき、シーズン終盤になるにつれて、本当にスタジアムに満員に近いぐらいのお客さんが入ってくださった。水戸の街だったり、スタジアムが、本当にサッカーで彩られるというか、すごく盛り上がってるなっていうのを肌で実感したのを覚えてます。J1昇格ということは、その先の景色が見えると思ってます。皆様にも、それ時以上の盛況、盛り上がりをお届けできると思ってます。本当に大きな目標ですけど、日々の練習だったり、毎週末の試合だったり、本当に100%で毎試合、勝利に向かって全力で戦うことから、まずやっていかないといけないと思ってます。チームで一つになって、そこに向かって、日々精進していきたいなと思ってます。今シーズン、水戸ホーリーホックは30周年を迎えます。本当に今こうして支えていただいている皆様にも、これまでに水戸ホーリーホックを支えてくださって、築いてくださった多くの皆様にも感謝の気持ちを持ちながら、その感謝の気持ちをプレーだったり、行動だったり、結果で表していけるように、これからも頑張っていきたいと思います。引き続き応援していただけると嬉しいです」

【写真 米村優子】

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