デイリーホーリーホック

「プリンスリーグ関東2部最終節。水戸ユース、執念を見せて3位桐光学園とドローに持ち込むも、勝利を逃す。自力残留決められず」【育成NOW】※無料記事

【写真 佐藤拓也】

12月3日、水戸ホーリーホックユースは高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2023 関東2部 第18節に挑みました。リーグ最終戦の対戦相手は来季水戸加入が内定している齋藤俊輔選手が在籍する3位の桐光学園高校。

現在8位の水戸ユースはリーグ残留、3位の桐光学園も1部昇格が懸かった一戦。序盤から両チームの勝利への執念がぶつかり合う激しい展開が繰り広げられました。

【写真 佐藤拓也】

前半ペースを握ったのは風上の桐光学園。シンプルにロングボールを蹴って、水戸の強みであるハイプレスを回避しながら押し込み、CKやロングスローからゴールを狙ってきました。そして37分、左サイドから上げられたクロスを頭で合わせられて、水戸ユースは先制点を許してしまいました。

後半に入ると、流れは水戸ユースに。53分、左サイドでFKを獲得。相川将翔選手(3年)が蹴ったボールはゴール右隅に突き刺さり、同点に追いつきます。
勢いに乗った水戸ユースが攻め込む時間が続き、果敢に桐光学園ゴールに襲い掛かりますが、昇格を目指す意地を見せる桐光学園の守備をこじ開けることができない時間が続きました。

【写真 佐藤拓也】

試合終盤、別会場で行われている2位・桐蔭学園高校と9位・前橋育英高校Bの試合で前橋育英Bが2対1でリードしている情報が入ってきたのです。その試合がそのまま終われば、桐光学園は勝てば昇格が決まることとなり、一方、水戸ユースは勝たなければ残留が決まらなくなったのです。

【写真 佐藤拓也】

互いにさらに勝利への士気が高まることとなり、試合終盤は両チームとも怒涛の勢いでゴールに迫る場面を作りました。88分、桐光学園が右サイドから上げたクロスをゴール前に入り込んだ選手が頭で合わせてゴールを狙えば、90分には水戸ユースがカウンターから決定機を作り出し、左サイドからの折り返しを合わせて決定的なシュートを放ちます。しかし、両チームのGKが好セーブでゴールを許さず。さらに90+3分にも桐光学園が水戸ユースの守備を崩してゴールを狙うもGK小堀椿葵選手(2年)がセーブ、そこから水戸ユースがカウンターを繰り出して、右サイドからカットインしてシュートを放つも、再び桐光学園GKに防がれて、ゴールを決めることができませんでした。

【写真 佐藤拓也】

そして試合終了を告げる無情の笛が鳴り響くと、選手たちはピッチに倒れ込みました。この結果、水戸ユースは降格圏の9位に転落。そして、桐光学園は昇格を逃すこととなってしまいました。

【写真 佐藤拓也】

ただ、まだ水戸ユースの降格が決まったわけではありません。これから開催されるプレミアリーグ参入戦でプリンスリーグ関東1部1位の鹿島アントラーズユースと2位の浦和レッズユースの2チームが昇格を果たせば、水戸ユースのプリンス2部リーグ残留が決まります。

他力とはなりますが、選手たちの頑張りが報われることを信じて、吉報を待ちましょう。

【写真 佐藤拓也】

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