J2第37節ヴァンフォーレ甲府戦 「足りなかったロジック、判断、そして勇気。『いい攻撃』なく、守備が破たんして2連敗。『右肩下がり』の危機から目を背けてはいけない」【レビュー】
前節に続き、停滞した攻撃
敗因を一言で表すと「個の力に屈した」となるだろう。
気温32.6度の中で行われたデーゲーム。両チームとも動きが重たく、精彩を欠いていた。その中で23分に左サイドを突破した小原基樹が上げたクロスを安藤瑞季が頭で叩き込んで先制したものの、41分に甲府の背番号10長谷川元希のドリブル突破を止めきれずに失点を喫し、70分にはピーター・ウタカとクリスティアーノの“J2規格外”外国人コンビにゴールをこじ開けられて、逆転を許した。厳しいコンディションの中でこそ、個の力の差が出るというサッカーのセオリー通りの結果に終わった。
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