J2第15節栃木SC戦「直面した苦しい台所事情。再三栃木ゴールに迫るも勝ち越しゴールを奪うことができず、無念のドロー決着」【レビュー】
懸念された試合勘の欠如
「ダービーに引き分けはない!」
試合後のDAZNでのインタビューの冒頭で、濱崎芳己監督は感情をあらわにして憤りを口にした。勝利のみが求められるダービーマッチ。2度リードを許す展開の中、2度同点に追いついてドローに追いついたものの、勝ち切れなかったという結果がすべて。会見の場でも濱崎監督は「北関東ダービー、しかも、我々のホーム。勝利しか許されないと思っています。(期待に)応えることができなかった。内容より結果をしっかり受け止めないといけないと思っています」と唇を噛み締め、険しい表情を崩すことはなかった。
濱崎監督がそれだけ悔しがるのも、無理はない。ほとんどの時間帯でボールを支配して、チャンスの数も決定機の数も栃木を圧倒した。内容的には勝たなければいけない試合だった。それにも関わらず、勝ち切れなかったことは悔やまれて仕方ない。
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