J2第5節ブラウブリッツ秋田戦「悔やまれる、相手の土俵にすら上がれなかった前半45分。寺沼星文の劇的同点ゴールが示した現状打破へのヒント」【レビュー】
失点は「本質を欠く」プレーの連続
後半アディショナルタイム、自陣FKのクイックリスタートから右サイドに素早く展開。相手の陣形を間延びさせた状態で後藤田亘輝がゴール前の寺沼星文にクサビのパスを入れる。ボールを受けた寺沼は力強い反転で背負っていたDFを振り切り、右足を一閃。強烈なシュートをゴールニア上に突き刺し、土壇場で同点に持ち込んだ。
敗戦濃厚の展開から劇的な形で勝点1を手にすることに成功した。しかし、試合後の記者会見の席に現れた濱崎芳己監督の表情には喜びや安堵は微塵もなく、憮然とした表情で「90分サッカーをしていないなというのが一番感じたことです。特に前半45分。相手をリスペクトしすぎたのか、怯んでしまったのか。そういった部分でいわゆるフットボールの本質というところをまったく欠くようなプレーが多かった」と厳しい言葉を並べた。
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