デイリーホーリーホック

「森勇人選手が『YUTO SEATサッカー教室』開催。若手選手らも子どもたちと笑顔で交流」【HHレポート】※無料記事

【写真 米村優子】

森勇人選手が主催するサッカー教室「YUTO SEATサッカー教室」が11月12日、城里町小勝のアツマーレで開催され、森選手が企画・実施している招待シート「YUTO SEAT」で今季のゲームを観戦した約20名の子どもたちが参加しました。
森選手の他、髙岸憲伸選手、杉浦文哉選手、山田奈央選手がサポートに駆け付け、鬼ごっこなどのファニーゲームやミニゲームなどを通じて、ともに笑顔で汗を流す姿が見られました。
また、株式会社オートバックス関東販売茨城カンパニーの協賛のもと、特製缶バッチやオリジナルキーホルダーの参加賞、ミニゲームのMVP賞など豪華景品もプレゼントされ、子どもたちは満足気な表情を浮かべながら、森選手らとの交流を楽しんでいました。

【写真 米村優子】

「YUTO SEAT」とは、2021シーズンから森選手が実施している招待シート企画。
「エンゲートやスタジアムなどたくさんの応援に対して感謝を伝える取り組みを行いたい」「子どもの頃に体験した”Jクラブ”による招待シートの経験を自分も提供したい」「水戸ホーリーホックを知る機会をつくり、1人でもファンを増やしていきたい」という想いから、子どもとその保護者を対象に2021シーズンは10回、2022シーズンは6回実施されました。
また、2021年のオートバックスサンクスマッチ・東京V戦で得点を決めたことを機に、株式会社オートバックス関東販売茨城カンパニーと深い絆で結ばれた森選手。
今年8月13日開催のオートバックスサンクスマッチ・東京V戦では、オートバックスの賛同のもと、大人向けの招待シート「YUTO SEAT for all supported by オートバックス」の企画も実施しました。
森選手を支援する株式会社オートバックス関東販売茨城カンパニーの河添貴之社長は、「地域貢献活動をしたいという想いが第一にありますが、やはり彼の人間性の部分が非常に大きいです。今季後半は苦しいシーズンだったと思いますが、『使って貰えないのは自分の責任』と常に自分に矢印を向ける姿勢、これまでの経験も踏まえて、子どもたちに夢を与えている姿を、いつも素晴らしいと感じています」と理由を語っていました。

【写真 米村優子】

サッカー教室を終えた森選手は「子どもたちが喜ぶ姿を見て、サッカー選手をやっていて良かったなと改めて思います。エンゲートさんのギフティングの資金を使って招待シートが誕生しましたし、オートバックスさんの協力で大人向けの招待シートをつくることができたり、本日も缶バッチやMVP賞など子どもたちにプレゼントすることができました。そして、クラブの理解やマネジメントがあって、開催できた取り組みです。僕だけの力ではできないことがたくさんあり、クラブやパートナーの皆さんに非常に感謝しています」と振り返りました。

【写真 米村優子】

サポートメンバーとして参加した杉浦選手は「子どもたちのパワー、元気を逆にもらえました。みんな楽しそうにサッカーしていたので、僕自身も原点に立ち返られたと思います。シーズン終わってから、水戸のスクールにも参加して、子どもたちに教えたり、思い出になれば、またそれが原動力になって頑張れると思います。そういう活動には積極的に参加したいですし、勇人君みたいなことを自分もやれればいいなと思います」と満喫した様子。
そして、来季シーズンに関しては、「今シーズンやり切れなかったことがたくさんあるので、そこをブラッシュアップして、来年以降に活かせればいいと思っています。一年目で遠慮している訳ではなかったのですが、出来ていない部分が多かったです。2年目はそういうことも関係なくやっていかなくてはなりません。より責任感を考えながらやれればと思います。濱崎新監督になりますが、秋葉さんがやってきたことと大きくは変わらず、それらを引き継いでいかに良くしていくかというシーズンになると思います。自分も色んなことを感じつつ、個人のアイデアやクオリティーを出していかなければいけないと思っています」と気を引き締めていました。

【写真 米村優子】

12月7日にカマタマーレ讃岐への完全移籍を発表した森勇人選手。
水戸で過ごした4シーズン中、真摯にサッカーに挑み、前向きでアグレッシブ、献身性あふれるプレーで心揺さぶり、一個人としてもサポーターやパートナーらに愛され続けました。
「2022年は後半なかなか試合に出られなかったですが、やるべきことをやり続けられたシーズンでした。試合に出たときは、自分が納得できたプレーもありましたし、そういったゲームを増やせるように来シーズンは頑張っていきたいと思います。自分の持っているものを出し切って、最高の毎日を作り続けるだけです。ピッチ内外で自分のやれることをやり続けたいです。そんなサッカー選手、人間であり続けたいなと思います」と来シーズンへの意気込みを語っていました。
またいつか一緒に戦える日を願いつつ、新天地へ旅立つ森選手に全力でエールを贈りたいと思います。
森選手、4年間ありがとうございました!

【写真 米村優子】

(米村優子)

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