デイリーホーリーホック

「ダイヤモンドパートナー・水戸証券でMVP開催。若手選手が社会人に必要な金融の基礎知識や投資について学ぶ」【HHレポート】※無料記事

【写真 米村優子】

水戸ホーリーホックの知識習得・人材育成研修プログラム「Make Value Project(MVP)」が水戸市南町の水戸証券水戸支店で10月20日に開かれ、大卒や高卒ルーキーらが「新入社員向け金融教育セミナー」で金融の基礎知識や投資について学びました。

【写真 米村優子】

ダイヤモンドパートナーである水戸証券水戸支店の石川真二さんや執行役員の毛塚徹也さんから直々に、社会人として大事なお金について学んだのは、プロ入りして間もない後藤田亘輝選手、杉浦文哉選手、松田隼風選手、唐山翔自選手。
メインの講師を務めた毛塚さんは、今年4月に成人年齢が引き下げられたことで、18歳でクレジットカードや携帯電話の契約ができるようになったり、酒やタバコ、ギャンブルはできないことを選手に確認すると、権利と義務が発生する成人の契約の仕方の違いについて説明。
「儲け話やSNS、美容、定期購入関連、オーディション、就活関連など若者が巻き込まれやすいトラブルがたくさんあり、特にプロ選手には悪い大人がたくさん寄って来ます。高金利がつくクレジットカードの支払い方法にも気を付けましょう」と注意喚起をしていました。

【写真 米村優子】

そして毛塚さんは、人生には結婚や育児費用、住宅や車の購入費用など多額のお金が必要で、計画的に使わなければいけないこと。
世界中で物価が継続的に上昇するインフレ傾向にあり、年金だけでは生活できず、自分で老後資金の対策をしなければならない現状であることを指摘。
その老後資金の対処法の一つとなる投資の話題になると、選手はより一層、真剣な表情で耳を傾けていました。

【写真 米村優子】

長期的な投資と短期的な投機の違い、マンションや原油など幅広い投資商品の種類、投資のリスク、日本やアメリカの株式市場の推移や日本経済の施策が、クイズを交えながら分かりやすく説明され、石川支店長は「10年以上の長期に渡り、商品や通貨を分散しながら積立投資を継続するのが投資のコツです」と強調。
選手らは、「投資はどのぐらい貯蓄してから始めるべきですか?」「日本経済を上向きにさせるためには、日本の株を購入した方が良いですか?」「お二人は何に投資しているんですか?」と次々に踏み込んだ質問を投げかけ、投資に興味関心を持ち始めた様子が伺えました。

【写真 米村優子】

松田選手は「ほとんど知らない内容で難しかったですが、社会人一年目となって自覚と責任が伴ってくるので、勉強出来て良かったです。投資はプロの真似をするのが手っ取り早いと思ったので、どこに投資しているか分散の割合など聞くことができたのも収穫。いずれは自分も挑戦してみたいと思いました」、杉浦選手は「将来不安な部分が多い職業なので、投資の勉強をしなければいけないなと感じていました。今回はプロである証券会社の方から投資や世界の経済について具体的に聞くことができて良かったです。株価の上下やリスクなど投資は不安なところに目が行きがちですが、今回のセミナーでかなり前向きになれました。シーズンオフ中にでも、先を見据えてしっかりやっていきたいなと思います」と語っていました。

【写真 米村優子】

(米村優子)

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ