J2第33節FC琉球戦 「“大きな勝利”から中3日で挑む一戦。気の緩みは命取り。全員が前節のパワーとテンションを出して、『やるべきこと』をまっとうできるか」【プレビュー】
残留争い中の相手を上回る気迫を出せ
「水戸らしさ」を取り戻して勝利を手にした大分戦から中3日で行われる今節。前節作った流れを断ち切ることなく、維持しながら、さらにチーム力を高めていくことが「まだ見ぬ景色」にたどり着く唯一の道。だからこそ、「僕らにとっては非常に大事なゲーム」と秋葉忠宏監督は力を込める。
その中で最も危惧しているのは「『最下位のチームには勝てるでしょ』という空気」だと秋葉監督は言う。対する琉球はシーズン序盤から波に乗れず、最下位に低迷してきた。ただ、夏に監督交代を行い、さらに積極的な補強を敢行。「以前はボールを握って動かすサッカーをしていましたが、今は全員でハードワークして戦うチームになりましたし、リスクを負わないように、長いボールを入れてセカンドボールを拾って、クロスを入れるというような、残留争いの中での現実的なサッカーをしている」と秋葉監督が評すように、前回対戦とはまったく異なるチームに生まれ変わっている。新監督のもと試合を重ねるごとにチームは熟成しており、直近5試合を2勝2分1敗と調子を上げてきている。
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