J2第23節松本山雅FC戦 「痛みを糧に。同じ轍を踏まずに藤尾翔太のゴールを守り抜き、5試合ぶり勝利。『0』に込められた水戸のあるべき姿」【レビュー】
前節と同じシチュエーション
ほぼ完ぺきな前半だった。前線から激しくプレスをかけようとしてくる松本の勢いに飲み込まれることなく、テンポよくボールを動かしてシンプルに松本3バックの脇のスペースで起点を作り、攻め込んだ。
序盤から何度も松本ゴールに襲い掛かり、20分、中央で新里涼、伊藤涼太郎、奥田晃也とパスをつなぎ、「晃也君にボールが渡った時に真ん中のスペースをわざと空けていた」藤尾翔太へスルーパス。DFライン背後に抜け出した藤尾が冷静にゴール右隅に流し込んで先制する。
その後もチャンスを作りながらも追加点を奪うことができず。だが、松本に攻め手を与えることなく、無失点のまま前半を終えた。
「前節と同じシチュエーションになった」
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