デイリーホーリーホック

「千葉ロッテ内定!茨城アストロプラネッツの小沼健太投手が磐田戦の始球式に登場」【HHレポート】※無料記事

【写真 米村優子】

12月2日のホーム磐田戦で千葉ロッテマリーンズ入団が内定している茨城アストロプラネッツの小沼健太投手が始球式を行いました。

少々緊張気味でスタジアムに姿を表した小沼投手は、キャッチャー役の山根将大社長に向かってパワフルな投球フォームを披露。
「水戸では美味しいご飯を食べたり、優しい方々に応援されたり、その中で野球が出来て幸せでした。お世話になった事、経験した事を忘れずに頑張っていきたいと思います。これからも茨城アストロプラネッツの応援もよろしくお願い致します。競技は違いますが、スポーツで一緒に茨城を盛り上げていきましょう!」と挨拶すると、水戸サポーターらから大きな拍手が送られました。

【写真 米村優子】

小沼投手は千葉県旭市出身。千葉県立東総工業高校卒業後、ルートインBCリーグ「埼玉武蔵ヒートベアーズ」を経て、2年前、茨城アストロプラネッツに入団。ストレート150キロの剛速球を武器に先発や中継ぎとして活躍してきました。
そして今年10月のドラフト会議で千葉ロッテから育成2位で指名を受け、茨城からNPB(日本野球機構)への挑戦権を掴み取った右腕です。

高校時代、KSスタ裏にある水城高校野球部グラウンドで練習試合をした経験があり、「水戸のスポーツと言えば、ホーリーホック。スタジアムで生観戦する機会は初めてなので嬉しいです」と笑顔で語っていた小沼投手。
「野球以外で一番好きなスポーツはサッカー」で、学校の休み時間で周囲がドッジボールで遊んでいる中、サッカーで遊んだり、高校の選択授業もサッカー、テレビで代表戦なども観戦しているそうです。
「僕自身、高校卒業してからBCリーグで4年間やってきて、諦めそうになったこともありましたが、周囲に支えられて野球を続けられました。水戸ホーリーホックもJ1昇格を諦めずに切磋琢磨し合って、頑張って欲しいです」とエールを送っていました。

【写真 米村優子】

茨城アストロプラネッツは今シーズン7勝4分49敗と厳しい結果になりましたが、リーグ参入2年目で所属選手がNPBに初指名を受けるなど、茨城の野球シーンを沸かせています。
これからも水戸ホーリーホックと共に、茨城のスポーツを熱く盛り上げていくことでしょう!

【写真 米村優子】

(米村優子)

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