J2第12節東京ヴェルディ戦「猛烈プレスで圧倒するも先制点で流れが一変。敗因は2失点の守備ではなく、攻撃の精度にあり」【レビュー】
一つのゴールが劇薬になる
試合終了の笛が鳴り響くと、選手たちはピッチに倒れこんだ。悔しさもあったことだろう。ただ、「選手たちは(体力を)出し惜しみすることなく、勇敢に戦ってくれた」と秋葉忠宏監督が言うように、試合開始からフルスロットルで戦ったうえ、体力を使い切ったゆえの姿であった。
「一つのゴールが劇薬になることが分かった」(秋葉監督)。59分に与えたFK、相手のシュートは壁に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれていった。それまでほとんどチャンスらしいチャンスを与えていなかっただけに悔やまれる失点であった。そのゴールにより、プランが狂った。
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