デイリーホーリーホック

J2第9節 vsヴァンフォーレ甲府「長谷部茂利監督コメント」「逆転して勝ち点3を取れた。選手たちは本当にたくましくなったなと思います」※無料記事1,255文字(2019/4/14)

長谷部茂利監督

 

「開始早々失点をしてしまいましたが、水戸ホーリーホックのプランは変わらず、自分たちの練習してきたことを出そうと、選手たちにはそれを実行してもらいました。その形が1得点目につながり、守備のところも大きく崩される場面は少なかったと思います。信条にしています、相手よりシュート数を多く打つということにおいても、少しですが、相手より多く打てたんじゃないかなと思っています。10本以上、15本以上打つことができれば、チャンスを広げることができます。2得点ではなく、もっと得点を増やしてゴールにさらに近づくことができるんじゃないかと思っています。志知が練習をしているFKをものの見事に決めてくれました。ただ、それは周りの協力があって彼が決めることができました。本当に素晴らしいゴールでした。時間帯もああいう時間帯だったので、喜びもひとしおでした。報われましたね。選手たちはよくやってくれたと思います」

 

Q.甲府は外国人を3人前線に並べてきました。そこにどう対応しようと思いましたか? そして、実際対応はいかがでしたか?

「想定内でした。報道もありましたし、彼らの力を考えれば、先発で出てくることは予想できました。実際のところ、個の力、ドリブルやスピードには注意して送り出しました。我あれは1対1ではなく、グループで勝負しようと。それでどうにかしのぐことができた。そんな感じです」

 

Q.終盤、オープンな展開になってからタフに戦うことができていました。監督の評価は?

「今日の試合はいつもの試合よりも大きなけがをしてもおかしくないような場面が何回かありました。これもフットボール。球際の激しさ、厳しさは当たり前。でも、大きなけがが出なければいいなと思っていました。それは甲府さんも同じだと思います。我々はけがをするためにプレーしているわけではないので。そういう意味では球際の強さ、ボールのないところの走力に関して、両チームともによかったと思います」

 

Q.長谷部監督が就任して初の逆転勝利です。

「何事にも初があります。今日はそういうことが起きたということですね。ただ、今日は1失点目が非常によくなかった。あってはいけない失点でした。本来ならば、2対0、3対0で勝てるような展開にしないといけなかっただけに、今日の失点は反省しています。勝者のメンタリティーというものに関して、いろんな定義がありますが、引き分けのゲームを逆転して勝ち点3を取れた。選手たちは本当にたくましくなったなと思います。成長という言葉をよく使いますが、プラスして、球際の部分も含めてたくましさが出てきたなと思います」

 

Q.終盤のオープンな展開で警戒したことは?

「甲府さんはカウンターが上手なチームなので、そこに注意しようという話をしていました。ボールが扱うことが上手ですし、スピードが速い。つまりはカウンターが決まる。それを防ぐためにいくつかのことを話して、どうにか防ぐことができました」

 

 

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