【レポート】J2第10節湘南ベルマーレ戦「ともに力を出し合う好ゲーム。最後まで勝利への執念を見せて首位湘南を撃破!」(2012/4/28)
サッカーの面白さが詰まった好ゲーム
4月27日、Shonan BMWスタジアム平塚で行われたJ2第10節対湘南ベルマーレ戦。水戸は首位湘南を相手に一進一退の攻防を繰り広げた。そして、1対1で迎えた87分、中央を崩し、ロメロ・フランクからのラストパスを受けた島田祐輝のシュートが決まり、水戸が土壇場で勝ち越しに成功。“無敵艦隊”湘南から貴重な勝ち点3を手に入れた。
This is Football!
サッカーの面白さが詰まったゲームであった。「これまでの10試合で一番やれたかなという印象があります」と湘南の曹貴栽監督が振り返るように、勝った水戸、負けた湘南ともに狙いとするサッカーを出し合った好ゲーム。こうしたゲームがJ2で見られることは珍しい。どちらかというと、J2は潰しあいのゲームになることが多い。相手のよさを潰すことに主眼を置くチームが多いため、マイナス面が少なかったチームが勝利するという傾向がJ2にはある。今季、水戸も相手にスペースを消されてしまい、圧倒的に攻めながらもゴールを奪えずに終わった試合はいくつかあった。
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