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【無料記事】熊倉弘貴「ルヴァンカップで結果を残すか残さないかが、リーグ戦に絡めるか絡めないかにつながってくる」……3/16 練習後コメント

 

■熊倉 弘貴

──リーグ戦に絡めていない中で、ルヴァンカップを迎える心境は?

「ここで結果を残すか残さないかが、これからリーグ戦に絡めるか絡めないかにつながってくると思うので、本当に大事な試合だと自覚しています。まず試合に勝つこと。それにプラスして自分の存在価値を示さないといけないなと感じています」

 

──甲府でプレーしている双子の弟の熊倉弘達選手が、9日の試合でプロ初ゴールを決めたことは刺激になりましたか?

「うーん……、弘達とも昨日電話したりいろいろ話してますけど、あっちはあっちなので。結果を残したのはすごいことだと思うんですけど、カテゴリーも置かれてるチーム状況も違うので、気にはしますけど刺激になるかといったら違うかなという感じです」

 

──昨日のセレッソ戦で駒沢直哉選手が先発出場したことについては?

「今までメンバー外で一緒にやってた選手が一気にスタートで使われてああいう活躍をしたというのは、自分もそういうチャンスをモノにしないといけないですし、タイミングを待つのではなくしっかり自分からつかみに行かないといけないと感じました」

 

──リーグ戦の試合を見て、チームやJ1のレベルについてどう感じていますか?

「ピッチに立っている選手はやっぱり信頼されているわけですし、チームがやりたいサッカーに一番フィットできる選手が試合に使われているというだけなので、自分も食い込みたいですけど、試合に出てない自分が出てる選手に対してどうこう言えることではないと思います。J1の試合はやっぱり個のレベルが高くて、最終的に1対1が、サイドの選手だったり、ロングフィードに対して跳ね返す選手、セカンドボールを拾う選手だったり、質が違うなと感じていて、それを同じ選手目線で見ることができているのは大きいと感じています」

 

──自分もやれるという自信は?

「練習試合でも『全然やれるな』という感覚はありますけど、練習試合と公式戦ではやっぱりプレッシャーも全然違うので、たぶんそれは参考にならないんだろうなと思ってます」

 

──ルヴァンカップではダブルボランチの一角で出場が期待されます。誰と組むのかといったイメージは?

「誰と組んだから自分の出来が悪いとか自分の出来が良いという選手では話にならないと思います。誰と組んでも自分も良いプレーが出せるし、組んでる相方の良いプレーも引き出せる選手ならないといけないと思うので、誰と組みたいというのはないです」

 

──ミシェル・リマ選手と練習や練習試合で一緒に組むことも多いと思いますが、ボランチとしての彼はどんな選手ですか?

「良くも悪くも自由にやるタイプなので、自分としても合わせながら、攻撃参加するんだったら自分がしっかりバランスを取って、彼がボールにかかわる回数を増やしていくようだったら自分が積極的にランニングして前線とかかわりを持たなければいけないと思います。ミシェルとは練習試合でも何回も組んでいるので、イメージもあるし、ある程度やりやすいと思います」

 

──サポーターにどういったプレーを見せたいですか?

「どんどんボールを触ってゲームのテンポを作りながら攻撃に厚みを持たせるプレーです。それにプラスして、周りの良さを引き出せる選手になりたいと思ってるので、しっかりゲーム展開を見ながらやっていきたいと思います」

 

──大卒でプロ2年目の小倉陽太選手のプレーも参考になりますか?

「練習の中で、クサビのボールをつけることや(相手の攻撃を)つぶせるところは本当に参考になります。勉強しないといけないなと思ってるので、オグくんとコミュニケーションを取りながら、どういうテンポで狙っているとか、どう考えながらやっているのか、盗みながらやっていきたいです」

 

──岐阜について自分ですでに研究を始めていますか?

「自分はあまり相手を見てガッツリ研究するタイプじゃないので……。相手のやりたいサッカーはある程度頭に入れていきますけど、自分の性格上、ガッツリ頭に入れたらたぶん警戒して萎縮しそうなので(笑)、そうならないように頭に入れすぎずにやっていきたいです」

 

──今の時点で岐阜の印象は?

「チームについてはないですけど、会場がインカレで負けたスタジアムなので、気になるというほどではないですけど嫌な思い出があります(笑)。それを払拭できるようにしたいですね」

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