HAMABLUE PRESS

伊藤 翔「選手全員が『つながり』を持つこと。そのために『準備』が一番大事になる」……3/11 練習後コメント

 

■伊藤 翔

──ここ3試合、無得点が続いていますが?

「そもそも攻めることができてないので、向こうの陣地に行って惜しいシーンとか、このシュートが入ってたら試合が変わったよねという状況にもあまりなっていないのは厳しいところがありますね」

 

──トレーニングでは「つながり」が強調されていますが?

「『つながり』を監督が提示して、選手も『つながろう』というのはもちろんあるけど、あとはそれを試合や練習でどれだけ具現化できるかですね。ちゃんと味方同士の動きを見て動いたり、パスを出したりできる同士でやらないと、一人で勝手にやっててもダメだから。めちゃくちゃスーパーな選手がいたら全然良いけど、そういうわけじゃないから。だとしたら、みんながちゃんと味方の動きを見れないといけない。それを見れるか見れないかも結局は能力なんだけど……。

もちろん監督が声をかけたり、意識づけをしようとしてやってるし、選手は選手で『今だったらできるな』とか『今はできないな』という判断はもちろんあるけど、基本的にはボールをもらう前の準備が一番大事になる。ボールが入ってから考えてるから遅いというか、予備動作もそうだし、いかに自分がフリーな状況になれるかという意識が薄いから。J2だったらボール入ってからもそうだし、ボールが移動してる途中もプレスがそんな来ないから何でもできるけど、J1ではどんどん追い込まれてしまう。自分たちのレベルをワンランク上げないと、攻めるのはなかなか難しいと思います」

 

──もう少し相手の背後を狙う場面があればとも思いますが?

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