【無料記事】【号外】永田滉太朗、UDオリヴェイレンセ(ポルトガル2部)で今季2ゴール目! マンオブザマッチに選出!!
日本時間1月21日未明、横浜FCと同じくONODERA GROUP傘下にあるUDオリヴェイレンセは、ポルトガル2部リーグ第18節・ペナフィエル戦をホームで戦った。オリヴェイレンセは現在最下位、対するペナフィエルは首位に立っていた。
昨夏に横浜FCユースから17歳でプロ契約してオリヴェイレンセに期限付き移籍した永田滉太朗は、この試合にスタメン出場。トップ下でプレーし、悪天候によりピッチコンディションも悪い中で正確な左足のボールコントロールで何度もチャンスを演出した。1-1 で迎えた 65 分、コーナーキックのこぼれ球に反応した永田が、ペナルティエリア外から得意の左足を振り抜くと、強烈なミドルシュートが決まって2-1と勝ち越した。

▲首位から勝ち越しゴールとなるミドルシュートを突き刺した
前々節のマリティモ戦にに続き、プロ2ゴール目。永田は73分で途中交代した。最下位脱出へ勝点3が欲しいオリヴェイレンセだったが、その後失点を許して2-2で試合は終了。なお、ともに横浜FCから期限付き移籍している宮田和純、高橋友矢はベンチ外だった。
試合はドローに終わったものの、今やチームの中心選手となっている永田はプロ人生初のマンオブザマッチに選出。「首位のチームなので自分がその相手にどれくらいできるのかを確認するためにもモチベーションの高い試合だった」と語った永田は、「前回初ゴールを決めたマリティモ戦で取りたかったんですけど取れなくて、 秘かに狙っていたので嬉しかったです。 もっとこの活躍を続けてマンオブザマッチも取り続けられるように頑張りたい」と声を弾ませた。

プロ初のマンオブザマッチ選出に喜ぶ永田滉太朗
ポルトガル2部リーグは18チームで構成され、下位の2チームが3部リーグに自動降格する。いまだ最下位に沈むオリヴェイレンセだが、この勝点1で17位との差を『3』に、残留圏の16位との差を『5』に縮めた。何よりリーグ後半戦折り返し最初の試合で、首位を相手に勝点をもぎ取ったことは大きな自信になるはずだ。欧州でのステップアップを目指す19歳が、大仕事をやってのけた。
(写真提供/横浜FC、文/芥川和久)