【無料記事】横浜FCユース・小漉康太キャプテン「自分たちの特徴は団結力。それをしっかり出して日本一になりたい」……プレミアEAST最終節・大宮U18戦 試合後コメント
■小漉 康太
「自分たちは日本一を目標にして、日々きつい練習を乗り越えてきたので、それが優勝につながりました。良かったというか、ホッとしています」
──どういった意識でこの試合に臨みましたか?
「アントラーズとレイソルが(同じ勝点に)いる中で、得失点が優勝への鍵になってくる状況でした。でも、まずはコーチに言われていた、『目の前の相手に勝つ』ことを、本当に勝たないと意味がないので、ほかの試合は関係なく、目の前の相手に勝つことを意識していました」
──先制するまで序盤は我慢の時間が続きましたが?
「失点しないように全員で球際を意識して、絶対に自分たちのチャンスは訪れるので、それをしっかり見つけられるように、我慢強くプレーしたという感じです」
──大宮にセカンドボールを拾われて上手く攻撃できない時間もありましたが、CBから長いパスで裏のスペースを使っていくことが武器になっていたと思います。
「相手は5バックだったのでスペースが少なかったですけど、揺さぶってギャップが生まれて、背後を狙うことができていたので、そこは良かったと思います」
──監督からハーフタイムの指示は?
「守りに入るのではなくて、もっと点を決めて無失点でいたら優勝だぞと。全員が本当に前半以上のプレーをするようにと言われました」
──優勝が決まった瞬間、ピッチに膝をついて涙を流していましたが?
「正直、ほかの試合の結果は分かってなかったですけど、ベンチの様子を見たら優勝したんだなって思って、それで『ああ、良かった』と……」
──チームメイトも駆け寄ってくれました。
「はい。それで涙が出てきました」
──ユース年代日本一を決定するプレミアファイナルに向けては?
「自分たちの特徴は団結力なので、それをしっかり出して、球際や1対1で負けないという当たり前のところをしっかりやっていきたい。自分たちのプレーをしたら絶対に勝てると思うので、そこをしっかりやって日本一になりたいと思います」
(取材/青木ひかる、写真提供/横浜FC)