【無料記事】横浜FCユース・芝草哲晟「残りのファイナルの1試合で自分の存在価値を示したい」……プレミアEAST最終節・大宮U18戦 試合後コメント
■芝草 哲晟
──齋藤翔選手の負傷を受け、前半途中から出場しましたが?
「翔が怪我をして急いで準備をして交代することになりましたが、『自分のプレーを見せて点を決めたい』という気持ちでピッチに立ちました。ただ、ファーストプレーからボールを収めなければいけないところでうまく収めきれず、追いかけるところもチームで統一している動きを自分が乱してしまった部分がありました。それでも後半は切り替えて少しずつ修正できたし、相手をきちんと抑えて、自分の得意なターンからファウルを誘うこともできたのは良かったと思います」
──監督からはどんな言葉で送り出されましたか?
「守備では『前から行こう』というのがベースではありつつも、相手の方向によって判断をしないといけないので、『配置を見ながら臨機応変に』という話をされました」
──優勝の瞬間の気持ちは?
「もちろん嬉しかったです。でも、自分の今年の目標としてはもっと試合に絡んで点を決めたいと思っていたので、チームとしては素晴らしいシーズンになりましたが、個人としては満足していません。残りのファイナルの1試合、そして来シーズンは自分の特徴と結果をもっと出して、自分の存在価値を示したいです」
──後半に入ってから、54分に管野心人選手からのパスをワンタッチで落としてチャンスにつなげたシーンが印象的でした。
「自分は前で収めたいし、ターンして自分でシュートまで持ち込みたいタイプです。ただあのシーンは、チームのためにワンタッチで落とすことによって前進することにつながって、良い攻撃の形になると思ったので、シンプルなプレーを選択できて良かったです。ただ、ほかのシーンでも個人の力でゴールを狙いに行くような局面を作ることができなかったので、そこはもっと意識していきたいです。ファイナルは頑張って点を決めます!」
(取材/青木ひかる、写真提供/横浜FC)