【無料記事】横浜FCユース・前田勘太朗「プロとして諦めない姿勢を見せていかないといけない。そう思ってチームを鼓舞していた」……プレミアリーグEAST第15節・FC東京U-18戦 試合後コメント
■前田 勘太朗
──アディショナルタイムの土壇場で1点差に追い上げるゴールを決めましたが?
「固くなることなく、相手のラインを下げ続けることを意識していました。そこをブレずにやった結果が、あのゴールにつながったかなと思います」
──試合全体を振り返ると?
「前半は1-0で良い形で折り返して、このまま勝ち切る、もしくは追加を取って逃げきるのがベストでしたけど、悪い形で立て続けに3失点してしまいました。それは前戦の守備、ゴール前の守備、全員の問題だと思うので、守備の課題が残る試合だと思いますけど、2点決めて追いつけたのは、すごくポジティブな終わり方だったと思います」
──後半になってガラっと流れが変わったところはどう感じていましたか?
「自分はそんな焦っていなかったですが、安心感を与えられなかったのはやっぱり自分の責任だと思います。後ろが焦ってたのなら、それは自分の責任でもあると思うので、前で(ボールを)落ち着かせられなかったことは課題が残りました」
──今まで終盤に2点差を追いついた試合はありましたか?
「ないですね。自分はプロ契約して、諦めない姿勢を見せていかないといけないと思ってチームを鼓舞していました。その姿勢が自分の得点につながったし、あとは仲間を信じてクロスを待っていたことが得点につながったと思います」
──前線からの守備、チェイスに「このまま負けられるか」という気合を感じました。
「当たり前のことをやってないと、やっぱり最後に自分のところにボールがこぼれてこないと思います。良いところだけを持っていくというのは、自分的にはちょっと違うと思うし、得点以外のところでもチームの勝利に貢献できる選手にならないといけないと思っているので、そこが出たと思います」
──FC東京U-18とクラブユース選手権での対戦では0-1で負けて、グループリーグ敗退が決まりました。そのリベンジという気持ちも?
「クラブユースではリトリートされて、自分の得意な背後のスペースを消されてチームも無得点に終わりました。今日もビハインドになったときにちょっと嫌な雰囲気がしたんですけど、クラブユースではそこで一個アクションを起こし続けることができなかった。それができたので、リベンジというより、そこの成長を見せられたことが良かったかなと思います」