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補強され聳える壁を乗り越えろ……2024-J2第29節・山形戦(H) プレビュー

 

■今節の相手:モンテディオ山形

▼基本情報(前節終了時点)

【横浜FC】
2位/勝点60/18勝6分4敗/得点48/失点16
主な得点者:伊藤翔(7)、カプリーニ(6)、小川慶治朗(5)、中野嘉大(4)、ユーリ・ララ(4)、櫻川ソロモン(3)、ほか
主なアシスト:福森晃斗(13)、山根永遠(5)、中野嘉大(5)、カプリーニ(2)、ほか
出場停止:なし
(2023年度クラブ売上高:36億2700万円、トップチーム人件費:20億8900万円)

【山形】
9位/勝点39/11勝6分11敗/得点30/失点29
主な得点者:高橋潤哉(8)、坂本亘基(3)、イサカ・ゼイン(3)、氣田亮真(3)、土居聖真(2)、ディサロ燦シルヴァーノ(2)、ほか
主なアシスト:イサカ・ゼイン(6)、高橋潤哉(3)、髙江麗央(2)、川井歩(2)、土居聖真(1)、ほか
出場停止:安部崇士
昨季の成績:(J2)5位
(2023年度クラブ売上高:25億円、トップチーム人件費:8億3900万円)

 

▼前回対戦を振り返る

第3節(3/9)、ホームで2-0の勝利。小川慶治朗が今季リーグ戦初先発。慶治朗の前線からのプレス、背後へのランニングがチームをけん引し、横浜FCが試合を通じて主導権を握った。山形はストロングポイントであるイサカ・ゼインの推進力で福森晃斗の背後を突こうとするが、第2節から左ウイングバックに入っていた武田英二郎が個人の判断でそこをカバー。スコアは2-0だったがシュート数は18本対4本と圧倒。こちらはやりたいことをやって相手にほとんどチャンスを与えず、稀に見る快勝だった。

開幕2連勝していた山形だったが、この敗戦から第21節まで4勝5分10敗と調子を落とし、一時は16位まで順位を落とした。しかし夏場に入って巻き返し、第22節からは5勝1分1敗。現在は3連勝中と絶好調なのは夏の補強が大当たりだったから。FWに清水からディサロ燦シルヴァーノ、トップ下に鹿島から土居聖真、CBに群馬から城和隼颯を完全移籍で獲得している。

 

 

 

■補強され聳える壁を乗り越えろ

▼暫定首位浮上のチャンス

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