悔しさと成長の夏……2024クラブユースサッカー選手権(U-18) Cグループ第3節・奈良クラブユース戦マッチレビュー
第48回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会Cグループ 第3節
7月24日(木) 17:00キックオフ/アミノバイタルトレーニングセンター宮崎 多目的グラウンド(30人)
横浜FCユース 3-2 奈良クラブユース (JFA公式サイト)
【得点】
2′ 奈良/柿澤輝羅
5′ 横浜FC/前田勘太朗
22′ 奈良/趙 在崇
69′ 横浜FC/岩崎亮佑
70’+7 横浜FC/庄司啓太郎
クラブユース日本一を決める夏の風物詩、日本クラブユースサッカー選手権U-18(通称『クラ選』)。宮崎で行われるCグループに入った横浜FCユースは清水ユースとの初戦を1-1で引き分け、第2節でFC東京U-18に0-1で敗れた。今年の大会方式ではノックアウトステージに進めるのはグループ1位のみで、すでにその望みは絶たれていた。
プレミアリーグEAST首位、つまり高校年代の東日本王者として乗り込んだ横浜FCユースにとっては、「1勝もできずに横浜に帰りたくはない」(大亀司)と覚悟をもってこの試合を迎えた。一方の奈良クラブユースはユース創設から5年目。プレミアリーグから2カテゴリー下にあたる奈良県U-18リーグ1位で、クラ選には今回が初出場だった。初戦のFC東京戦を0-3、直近の第2節では清水に0-6と大敗を喫しただけに、気を入れ直して、東日本王者に一泡吹かせてやろうという気持ちが強かったはずだ。いわば両者の最後の意地がぶつかりあった試合は、劇的な幕切れとなった。
【選手交代】
HT 高橋→中台、笹→菅野
54’ 朝見→岩崎
61’ 鈴木→芹澤
▼この悔しさを糧に
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