【無料記事】スベンド・ブローダーセン(岡山)「三ツ沢で決勝戦をしようね。J1昇格のための決勝戦ね!」……2024-J2第8節・岡山戦(A) 相手選手コメント
■スベンド・ブローダーセン
──初めての横浜FCとの試合はいかがでしたか?
「試合前、みんなが分かってた。横浜FCの特徴はセットプレー。作戦が特に、コーナーキックのときはチョット変わった。だけど、何か動けなかった。もちろんフクモリ(福森晃斗)の左足の質はすごく高い。だからそんなこと(失点)起こるね。それがちょうど、今日起こった。悲しいし、悔しいね。ワタシはこの試合、絶対に勝ちたかった。でも横浜FCはセットプレーをよくやった。横浜FCのほうが勝利に値したかなと思います」
──1試合に3回セットプレーでやられたのは初めて?
「キャリアの中で初めてね。すごすぎる。信じられなかった。でも前半が終わって、みんながそんなに、ココロが落ちなかったね。ハーフタイムにもそんなにエネルギーがないとか、諦めている感じはなくて、全員がこれをひっくり返してやるぞという気持ちがすごく見えていました。実際に後半、もっとチャンスは作りたかったけど、良いパフォーマンスはできていた。でも前半で試合は決まっていたかなと思います」
──横浜FCのサポーターに一言お願いします。
「今日の勝点3はプレゼントに見えてしまうかな……。でもこれからも僕たちは1位を守りたい。勝ち続けたい。でも横浜FCもチャンスがあるね。これから調子が上がると思いますし、それを願ってます。10月の末に(第36節)、三ツ沢で決勝戦をしようね。J1昇格のための決勝戦ね!」
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ブローダーセン選手、めちゃくちゃ悔しそうでした。聡明で優しい彼なら最初の質問を聞けば「試合の内容よりも横浜FCと戦った気持ちについて聞いてるんだろうな」と、いつもなら察したはずですし、本人もそれを話したい気持ちもあったと思いますが、3失点によほど責任を感じていたようなのと、やはりものすごく負けず嫌いなのも日本人とはレベルが違うところです。また、あいにく選手バスが出る時間が迫っていて、少ししか話を聞けませんでした。10月27日、シーズンのラスト3試合目となるニッパツ三ツ沢球技場での岡山戦を楽しみに待ちましょう!(今月24日にルヴァンカップ2回戦もありますが、おそらくブロは出ないでしょう)