【無料記事】井上潮音「3年目でやっと取れたJ1初ゴール。自分にとって特別なゴールになりました」……2023シーズンJ1第14節・川崎戦(H) 試合後コメント
■井上 潮音
――頭でトラップして反転しながらのボレーシュート。素晴らしい先制点でしたが?
「カウンターで点が取れそうだなという感じがあって、まずあそこに入っていけたことが良かった。翔さんが僕のことを見てくれたので、ボールが来てからは感覚というか、トラップからシュートまでは狙った通りでしたけど、感覚で決まったゴールでした。上手く決まって良かったと思います」
――自身のJ1初ゴール、横浜FCのJ1での100ゴール目でしたが?
「100ゴール目というのはそんなに意識していなかったですけど、自分のJ1初ゴールというのは、いろんな人に恩を返すという意味も含めて、取れて良かったと思います。まずJ1の舞台に来るまで長かったですし、今年J1で3年目でやっと取れたゴールだったので、自分にとって特別なゴールになりました。でもこれに満足せず、個人としてもチームとしても結果を出し続けていきたいと思います」
――シュートも素晴らしかったですが、あの場面でペナルティエリア内に入ってきていたことが素晴らしかったと思いますが?
「チームとしての狙いが、今日は点を取るならカウンターかセットプレーだったので、入っていけて良かったと思います」
――前に入っていくというのはボランチのポジションを空けて出ていくことになりますが、そこの判断は?
「そこのリスクはありましたが、あそこは行くべきかなと思いました」
――ユーリ・ララ選手が出場停止で、三田啓貴選手とどっちがスタメンに入るか注目していました。自身が起用された狙いはどう感じていましたか?
「守備をしっかりしたあとで自分たちがボールを持つ上での役割と、ああいう(得点場面のような)形で前に絡んでプレーすることが求められていたと思います」
――前半は相手にボールを持たれましたけど、チームとして余裕があるようにも見えましたが?
「ボールを持たれてはいましたが、チームとしては『持たせている』という感覚で、焦りはなかったですし、前半は0-0であのまま終われればこっちのゲームプラン通りという展開でした。その中で1点取れたので、大きい1点だったと思います」
――クラブのJ1での100ゴール目はあまり意識していなかったということですが、1ゴール目は誰だったか知っていますか?
「分からないです。久保(竜彦)さん? (そのゴールを)見たことはないですけど、存在はもちろん知っています」