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ギリギリで耐えて今季2勝目……J1第13節・柏戦(A) マッチレビュー

 

▼2023明治安田生命J1リーグ 第13節

5月13日(日) 16:03キックオフ/三協フロンテア柏スタジアム(8,111人)

柏レイソル 0-1 横浜FC

 

【得点】
69′ 横浜FC/小川航基

 

ようやくの今季2勝目だったが、内容はとても褒められたものではなかった。

公式記録のシュート数は21対6だが、これには枠を大きく外したものやシュートしてすぐにブロックされたもの(ペナルティエリア外では3メートル以内、エリア内では1メートル以内)は含まれていない。より実態に近いDAZNでの集計では30対9で、枠内シュートを19本も打たれている。CKの数も10対3と、劣勢を如実に物語る。特に前半はDAZN集計で17本のシュートを浴び、枠内も13本。この前半についてはさすがに四方田修平監督も「シュート17本を想定内とするわけはないですよね」と苦笑するしかなかった。

後半は多少持ち直してPKを奪ったものの、もしハンドがなければ決定機になっていたかといえば微妙なところ。無失点で終えられたのもラッキーなら、得点できたのもラッキーだった。もちろんエリア内で体を張り続けた3バックとファインセーブを連発したスベンド・ブローダーセンの奮闘、終盤のチーム一丸となった守りは讃えられるべきだが、先が思いやられるというか、もやもやしたものが残る勝利だった。

 


【選手交代】(横浜FCのみ)
46′ ユーリ→三田
70′ 近藤→山根、伊藤翔→坂本
79′ 潮音→和田、山下→サウロ

 

 

▼前節から攻撃に重きを置いた変更

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