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壮絶な返り討ち……J1第10節・札幌戦(H) マッチレビュー

 

▼2023明治安田生命J1リーグ 第10節

4月29日(土) 14:03キックオフ/ニッパツ三ツ沢球技場(7,634人)

横浜FC 1-4 北海道コンサドーレ札幌

【得点】
1′ 横浜FC/近藤友喜
39′ 札幌/浅野雄也
45′+1 札幌/小柏 剛
60′ 札幌/浅野雄也
90′+3 札幌/田中駿汰

 

横浜FCを率いる四方田修平監督にとっては23年間過ごした古巣をホームに迎え、最後の4年間をヘッドコーチとして傍で学んだミハイロ・ペトロヴィッチ監督と対決する特別な一戦。ウォーミングアップ時にホームサポーターから四方田コールが起こり、メンバー紹介時には指揮官の名前がコールされる前にアウェイサポーターからフライングで拍手が起こった。それだけ四方田監督だけでなく、札幌にとっても待ち望んだ一戦だった。

風の強い日だった。風下からのパントキックは曲がって押し戻され、風上からのボールは伸びて勢いがつきすぎ、選手たちはコントロールに苦労していた。そこはドームスタジアムを本拠地とする札幌よりも、ホームの横浜FCのほうが上手く利用したい気象条件だったが、そこで上回ったのは札幌のほうだった。試合は大差で決着。描いていた恩返しのドラマは、壮絶な返り討ちへと書き換えられた。

 


【選手交代】(横浜FCのみ)
60′ ユーリ・ララ→潮音、山下→慶治朗
70′ 近藤→山根、サウロ→伊藤翔
82′ 岩武→拓海

 

 

▼今季初のサウロと航基の前線

(残り 2882文字/全文: 3495文字)

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