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すべてに上回られる完敗……第3節・鹿島戦(H)マッチレポート

 

▼2023明治安田生命J1リーグ 第3節

3月4日(土) 14:03キックオフ/ニッパツ三ツ沢球技場(10,637人)
横浜FC 1-3 鹿島アントラーズ

【得点】
9′ 鹿島/藤井智也
24′ 横浜FC/小川航基
38′ 鹿島/鈴木優磨
90+6′ 鹿島/アルトゥール・カイキ

 

メンバー発表とほぼ時を同じくして、前節の湘南戦で負傷したガブリエウのリリースがあった。(左膝の)前十字靭帯を損傷し、既にブラジルに帰国しているという。損傷の程度にもよるが、短くても復帰に半年程度はかかるだろう。

まだリーグ戦2試合が終わったばかりで、今季の主将であり最も頼れるディフェンダーを失ったことはあまりに痛い。選手たちは全員が入場時に背番号5のユニフォームを着て、共に戦っているとメッセージを送った。しかし試合は、守備の不安が的中したばかりではなく、常勝軍団復活を目指す鹿島にJ1レベルをまざまざと見せつけられる結果となった。

 

【選手交代】(横浜FCのみ)
46′ 坂本→カプリーニ
62′ 山根→山下
72′ 橋本→林、ユーリ→潮音
84′ 長谷川→伊藤翔

 

▼開始から鹿島の勢いに飲まれる

ガブリエウの代役に岩武克弥が入った以外にも前節のスタメンから変更があった。左サイドバックに橋本健人が初先発。右サイドハーフに山根永遠、トップ下に長谷川竜也が今季初出場を果たした。山根はセレッソ大阪ではU-23チームでJ3リーグにしか出場していないため、プロ7年目にしてのJ1デビューとなった。

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