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ハイプレスに苦戦するも希望を残すドロー……第2節・湘南戦(A)マッチレポート

 

▼2023明治安田生命J1リーグ 第2節

2月24日(金) 19:03キックオフ/レモンガススタジアム平塚(10,006人)
湘南ベルマーレ 2-2 横浜FC

【得点】
1′ 横浜FC/小川航基
17′ 湘南/町野修斗
23′ 湘南/オウンゴール
83′ 横浜FC/小川航基

 

あえて金曜日の夜に開催することで試合の注目度を上げ、新規層を開拓する狙いも込めて2018年からスタートしたフライデーナイトJリーグ、通称『金J』にこの神奈川ダービーが選ばれた。開幕節はともかく2月にやることはないだろう、というのが正直なところだ。予報の通り気温は低く、冷たい雨が降った。屋根のないレモンガススタジアムで気の毒なのはサポーターだ。それでも声を張り上げてチームを鼓舞し続けた両サポーターをまずは讃えたい。

そのサポーターの熱気に押されるように、両チームのインテンシティは高かった。前半は湘南、後半は横浜FCのゲーム。終了の笛が鳴るまで103分、互いに攻めあい、合わせて37本のシュートが飛び交った。見方は分かれるかもしれないが、引き分けは妥当な結果だったと思う。

 

【選手交代】(横浜FCのみ)
45′ ガブリエウ→岩武
46′ 潮音→カプリーニ
64′ 和田→橋本、坂本→山下
82′ 近藤→伊藤翔

 

▼電光石火の先制ゴール

開幕の名古屋戦はボールを圧倒的に支配しながら、決定機は少なく0-1で敗れた。その反省から、「ロングボールを使ってもいいから最初は前がかりに行こう。そこで前からプレスをかけて、前へ前へ」(小川航基)とチームは意思統一して試合に入った。それが出来すぎのような形で、ファーストプレーから結実する。

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