2023年02月19日 16時55分　
カテゴリ： ★無料記事 • コメント • 試合
タグ : 内田宅哉 • 長谷川健太

2023シーズンJ1開幕節・名古屋戦。相手監督と選手のコメントのうち、横浜FCについて語った部分、試合内容について相手側視点として参考になる部分を抜粋してお届けします。

■長谷川健太監督

――楽ではなかった試合だと思いますが、キャスパー・ユンカー選手が初ゴールを決めましたが？

「幻の2点目も非常に良い抜け出しで、映像を見てもどこがオフサイドなのかよく分からないプレーでした。やっぱり昨シーズン、決めるべきところで(決められなかった)というのがあって、(ユンカーは)チャンスがないところでも決め切る力があると思います。今日はキャスパーの力と、守備陣も最後まで体を張ってしっかりゴールに鍵をかけてくれた。交代選手を含めて全員でつかんだ勝利だと思います」

――追加点を奪えず、楽ではない展開になりましたが？

「今日はなかなか良い形でビルドアップできなかった。ただ、何をしなければいけないかというのはそれぞれ分かっていることですが、今日はなかなかそれをさせてもらえなかった。横浜FCに非常に圧力があったし、J1に上がってきて開幕戦、彼らの意気込みに押されたところもあった。一試合を終えて、ある程度公式戦の雰囲気をそれぞれがしっかり経験できたので、次のホーム開幕戦ではもっとも自分たちが今シーズン目指すべきサッカーにこだわりながら戦っていきたいと思います」

――前半は今年狙いとするような試合がある程度できたのではと思いますが、後半は難しい場面が多かったところは課題になりますか？

「まあ相手も失うものはないのでガンガン出てきますし、ああいう早い時間に得点を取るとこういうゲームも起こり得る。もし追加点が入っていたら別の展開もあったと思う。焦れる展開の中でもしっかり我慢できたというのは、昨年に続いて、全員が守るべきときは割り切って守ることをしっかりやれたと思います」

■内田 宅哉

――試合後の手応えやチームの雰囲気は？

「僕は開幕戦スタメンというのは初めてでしたし、勝てたというのは自分の中でも大きいですし、緒戦という大事な試合でチームが勝てたというのも、これから波に乗っていく上で大事なので、そこはすごく良かったと思います」

――横浜FCにあそこまでボールを持たれるのは想定していましたか？

「どちらかというと想定外。自分たちのボールを持つ時間を増やしたかった。改善しないといけない。ボールを取ったあとに前に蹴ってしまうことも多かったし、グラウンドが走らないのもあった。リスクを取らずにというのが多かった。リスクを負いながらも回せるようにならないといけない」

――早い時間に先制したことでそうなった？

「早い時間に取れたのはプラスだけど、もっと前から行けるようにしないといけない。得点を取ったからといって引いてはダメだと思うので、もっと攻撃的にやっていかないといけない」