HAMABLUE PRESS

【2023シーズン開幕直前!】 昼田宗昭GM「今シーズン、優勝できるかもしれないと本気で思っている」……ロングインタビュー・後編

 

(昼田GMインタビュー前編はこちら)

(昼田GMインタビュー中編はこちら)

開幕直前企画としてお送りする、キャンプ期間中の2月1日に行われた昼田宗昭ゼネラルマネージャーのロングインタビュー。今季の戦い方や編成の考え方についての前編、主に各選手の獲得理由をお伺いした中編に続き、後編は主にコーチングスタッフの拡充と今季の展望について語っていただきました。開幕まであと6日、こちらを読みつつ楽しみにお待ちください。

(聞き手/芥川和久。取材日/2023年2月1日)

 

▼ユース卒の選手を育てるためにも良い大卒、良いライバルを

――もう一つ昼田さんの好きすぎ問題に、興国高校があります。

「なるほどね(笑)。何で興国高校なのかというのは、フィロソフィが一緒だからなのね。目指すべきサッカースタイルが一緒だから、だいたい計算できるというか。あとはすごい厳しい指導を受けてるので、プロになって出られなくてもめげないし、大学に行ったらみんな活躍している。だから興国高校が好きというより、興国高校みたいに同じフィロソフィを持って厳しく育てられてるところがあったら、そこから獲ってもいい。それは明治大学も一緒。流経(流通経済大学)も一緒。あとは興国高校って、『明日の朝、9時に新横浜』って言ったら、新幹線に乗せて来させてくれるんですよ。ユースの子の場合は、学校の許可とか、トップに昇格しなかった場合は欠席扱いになって進路に影響しちゃうから。そこが興国の子は、就職活動と見なされるから、ものすごく配慮していただける。プロのチームとして自分たちの今日の練習を100%させるために僕がいるわけ。誰かが怪我をして、病院に行って診断して『明日はNGです』ということで一人足りなくなったら、今は俊輔コーチに入ってもらってるけど、本来はそれを選手で対応するというのが僕の仕事なので。そこに対応してくれるのが、興国高校が一番。もちろん地元の私学高校がそうしてくれるんだったら、それでいいわけなんだけど」

 

――なるほど。宇田光史朗の評価は?

(残り 5579文字/全文: 6442文字)

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