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四方田修平監督「初日はちょっと抑えたかったけど、ちょっと動きすぎちゃったかな(笑)」……1/8 練習後コメント

■四方田 修平監督

――キャンプ初日をどんな心境で迎えましたか?

「いよいよ始まるな、というところで。今年はオフが長かったんで、昨日、一昨日と新体制発表や初ミーティングをやって、気持ちが高まってきてましたけど、僕たちはピッチ上でサッカーをやってナンボの存在なので、天候も含めて素晴らしい環境の中でサッカーをやれて幸せだなと。選手もその喜びを感じて、初日はちょっと抑えたかったんですけど、ちょっと動きすぎちゃったかなと(笑)。予定よりあえて1セット早く終えて打ち切ったくらい、選手たちが溌剌として楽しそうな表情をしてくれていて良かったなと思います。

 

――清武町は初めてだと思いますが、いかがですか?

「素晴らしいですよ。ホテルも海沿いで綺麗で、食事もまだお昼だけですけど美味しかったし、近い距離にキャンプ地があってこれだけ素晴らしいピッチで集中してやれると思います。ありがたい限りです」

 

――見てると、人数が多い! スタッフも多い! という感じですが?

「そこはポジティブにね(笑)、たくさん戦力があるし、まとまったら強いんじゃないですか。スタッフが多いということはそれだけ選手に対してきめ細やかな対応やコーチングができるというのは本当にアドバンテージになると思う。すべてポジティブに、自分たちの力にしていけるようにやっていきたい」

 

――一次キャンプのテーマを教えてください。

「オフが長かったので、しっかりコンディションを戻したり、戦える状態に上げていくことと、これだけ選手の入れ替わりが激しいので、しっかりコミュニケーションをとって、チームとしてのまとまりとか、ピッチ上でもピッチ外でも気持ちを一つにしていくことがまずベースにあります。またここでは比較的にアマチュアとの練習試合が多いので、攻撃の形をある程度共有できればなと思っています」

 

――カズ選手が入って、選手に与える影響にどんな期待を?

「カズさんが活躍してるのを間近で見てきたのは僕やちょっと下の年代で、今の若い子は知らないのかもしれないけど、間違いなく日本のJリーグの30年の歴史を引っ張ってくれた一番の方なので、代表でも日本サッカーを牽引してくれて、生き字引のような人で、ピッチ内外、サッカーにかかわるすべてのことで選手1人が一回は何か質問をして、自分のためにしてもらいたい。指導者の我々としても吸収したいと思います」

 

――中村俊輔選手のコーチ初仕事は?

「まだスタッフのウェアが似合わないというか、違和感がありますね(笑)。まあ彼は人間性含めて、選手時代から『良いコーチになるだろうな』と想像はついてました。今日は初日でミーティングのところから準備を含めて、まったく問題なく力になってくれています」

 

――何か俊輔コーチに要望は伝えましたか?

「いや、まだ、見た中でいろんなことを感じてほしいと思ってますし、彼が感じたことをスタッフにも選手にも自然に還元してくれれば、伝えてくれれば、それが一番ためになるのかなと思います」

 

――カズさんとシュンさんとヨモさんが同じ練習のピッチにいるというのは25年ぶりですかね?

「僕を入れちゃダメですよ(笑)。カズさんと俊輔はまあ去年まで一緒にやってただろうし……。でも僕としては感慨深いですね。自分の年代の日本を代表する選手とこういう形で同じチームでやれてるというのは光栄です。それを何とか今年の横浜FCの飛躍につなげていければと思ってます」

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