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【無料記事】長谷川竜也「昇格は自分たちが1年間を通してもぎ取った結果。本当にホッとしているし、嬉しい気持ちでいっぱい」……J2第41節・金沢戦(H) 試合後コメント

■長谷川 竜也

「優勝はなくなりましたけど、昇格というのは絶対に達成しなければいけないタスクでしたし、チームとしてもそこに力を入れてやってきた。なかなかうまくいかない中でも、自分たちが1年間を通してもぎ取った昇格という結果なので、本当にホッとしているし、嬉しい気持ちでいっぱいです」

 

――岡山戦はバスの中で見ていた?

「そうですね。もう試合の終盤でしたけど、みんなで見ながら移動してました」

 

――昇格が決まった瞬間は?

「とにかく嬉しかったですね。他力でも自力でも、どんな形であれ昇格が決まる瞬間というのは本当に嬉しいなと思いました」

 

――監督は「ブラジル人は大喜びだったが、日本人は控えめだった」と言ってましたが?

「いや、けっこう喜んでましたよ。ブラジル人は声が大きかったのでそう見えたかもしれないですけど、みんな動画とか撮ったり普通に喜んでいたと思います」

 

――試合では前がかりになったところで失点を重ねた印象ですが?

「相手もそういうスカウティングをしてきただろうし、こっちの狙われたところがあって失点してしまった。失点をしなければ点を取れるだけの力はありますけど、どうしても3失点してしまうとなかなか難しいと感じました」

 

――クレーべ選手が入るまで、引いた相手をなかなか崩せなかった印象ですが?

「どう崩していこうというより、自分がボールを触ってゴール前に良いボールを供給することだけを考えていました」

 

――クレーべ選手が入ったことで変化は?

「もちろんクレーべの質はすごく高いですし、ああいうヘディングもできる。その特徴が分かりやすいので、それをとらえたボールを出す意識だけを持っていれば良いのかなと思ってプレーしました」

 

――個人としては、今季覚悟を持って移籍してきてこの1年を振り返ると?

「終わってみれば、昇格が決まったので良いシーズンでしたが、ここまでの道のり、初めてのJ2で本当に簡単じゃなかったし、1試合勝つことがどれだけ難しいか、なかなか川崎では経験できなかったことを経験できた。そうした1試合の重み、勝つ難しさをすごく学べたし、自分の糧になった1年だったと思います」

 

――クラブにとってJ1定着が次の目標になっていきますが、そのために必要になるのは?

「まずクラブとしてしっかり、どんなサッカーをするのか、どんな哲学の下でこのクラブが進んでいくのか、その舵取りがすごく大事だと思います。そうやって補強もされるでしょうし、その中で戦術と個の融合がとても大事になってくるし、やっぱり運だけじゃJ1は勝てないと思うので、戦術の浸透度、戦術と個の質を高めていく必要があると思います」

 

――今日でアシスト数を10に乗せましたが?

「もっとアシストできそうなシーンもあったし、でも10アシストというのは自分の目標にしていたので、達成できて嬉しいと思います」

 

――熊本戦にはどんなモチベーションで臨みますか?

「1年の集大成だし、今は2連敗しているので、勝って終われるようにしたいと思います」

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