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【無料記事】小川航基、山根永遠、齋藤功佑、マルセロ・ヒアン、山下諒也、スベンド・ブローダーセン「ここで決める!」……J2第41節・金沢戦 試合前コメント

 

いよいよ明日はJ2第41節、ホームでの金沢戦。14時キックオフの岡山が秋田と引き分け以下に終われば試合前に決まる可能性もありますが、選手たちは岡山の結果に関係なく「勝って決める!」と金沢戦に集中しています。必勝と昇格を祈って、今週の練習後コメントから、金沢戦へ、昇格へかける選手たちの思いを抜粋し、無料記事でお届けします。

 

■小川 航基

――いよいよ昇格が持ち越しされた金沢戦ですね。

「金沢はマンツーマン気味にやってくるチームで、比較的にやりやすいというか。自分たちの力を最大限に出して、マンツーで相手に圧をかけることができれば主導権を握れると思う。先制点もカギになるかなと思ってます」

 

――前節は内容は良かったと思いますが?

「大分はポゼッションが良いチームだからこそ前から行って、ハメてということで、何とか上手くゴールキックからハメて行けた。相手は相当嫌だったと思うし。ただ、そのリスクとしてじゃないとは思うけど、3失点してしまった。良いヘディングと、良いセットプレーと、スーパーミドルで、あまりハイプレスとは関係ないところでやられたから。ビルドアップから持たれて、崩されてというわけじゃないし。ああいうゲームをして、やっぱり横浜FCは強い、J1でも通用するんじゃないかと思わせることは大事だったと思う。そういう面では良いサッカーをできた」

 

――リーグ序盤戦のアグレッシブさが戻ってきた?

「そうですね。やっぱりそっちのほうが見てるほうも楽しいと思うし、やってる選手も『ガンガン行こう』という気になるし。秋田みたいに蹴ってくるチームにはなかなかそういうふうにならないけど、やっぱりこういう昇格前にはガンガン、自分たちの色を出して、自分たち自ら昇格を勝ち取ったと言えるようなゲームをしたい。大分戦みたいな試合ができれば絶対に自分たちで昇格をつかみ取れると思うし、楽しんでやりたいなと思います」

 

――次は得点が勝利に結びつけば、と?

「この時期になってくると自分が点を決めても勝てなかった試合というのは、自分のゴールが無力化されてしまうという印象になってしまうし、自分の気持ち的にも、勝ちにつなげられたゴールというのは薄れてしまう。そこを勝ちにつなげられるように、(2点取って勝てなくても)3点目を僕が取れるように、そこは意識して次の試合に入りたい」

 

■山根 永遠

――週末は古巣の金沢戦で、今日の練習ではすごく気合が入っていたように見えましたが?

「そう感じてもらえるんだったら嬉しいです」

 

――やはり古巣戦で気合が入っている?

「はい。でも今年、(金沢戦は)群馬で2回やってるんで3回目なんですけど(笑)。最初にレンタルで行った思い出のチームですし、良くしてもらいましたし、(前々節で)岡山を倒してくれたのも金沢ですし、それで勝って昇格を決められたら本当に、『縁』だなと思います。でもそんな簡単な試合にはならないと思うので、チーム一丸となって挑まないと。しっかりホーム最終戦で決められるように頑張りたいと思います」

 

――今日のゲーム形式では四方田監督がしきりに「相手の守備はマンツーマン色が強いぞ」と言っていました。

「金沢では練習のときも(マンツーマンで)ついていかないと怒られるくらいだった。『ここで抜かれた』とか、『この選手の寄せが甘い』とか、やられたところがすぐに分かってしまう。そのぶん、選手は評価もされやすいというか、そこで止めたら評価も上がるし、相手を抜ければ、シュートを決めれば評価が上がる。選手一人一人の闘争心というのは強いチームだと思います。そこを自分たちがどう凌駕していくか。試合に出た選手がしっかりチームのために、サポーターのためにやらないといけないと思う」

 

■齋藤 功佑

――金沢戦、再び昇格がかかる試合になります。

「何が自分たちのサッカーかというところもあるけど、結果がすべてだと思うので、勝つためのサッカーをして、昇格したいなと思います。まずは堅い守備をすること。その中で積極的にチャンスを作って、勝利することができればと思います」

 

――前節の試合前は岡山戦をみんなで見ていたり?

「ゲーム食がちょうどその時間だったので、食堂で見てる人がけっこう多かった。チェックしながら、自分たちに集中して試合に臨みました。今回も同じ形になりそうですが、いずれにせよ勝ったほうが気持ち良いので、勝って決めたいと思います」

 

――金沢戦は今季初のホームで声出し応援になりますが?

「サポーターの気持ちもより一層感じることができますね。ホーム最終戦ですし、サポーターの皆さんと勝って喜びあえるように、必ずみんなで勝利を勝ち取って、J1昇格を決めたいと思います」

 

――前節の大分戦は、かつての兄貴分だった野村直輝選手のスーパーミドルで試合を決められました。今度は功佑選手のミドルシュートに期待したいところです。

「はい。自分もミドルを決められる選手になってきてると思うので、チャンスがあれば狙っていきたい。自分のゴールで昇格できればいいなと思います」

 

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