2022年09月25日 11時53分　
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タグ : V・ファーレン長崎 • 長谷川竜也

■長谷川 竜也

「前節でしっかり勝てたので、今節が本当に大事だった。アウェイで相手の長崎は強いですし、みんなで声をかけあいながら気合を入れて、良いゲームができたと思います」

――今日はしっかり前から守備に行けていた印象ですが？

「そうですね。前から行けていたし、後ろがしっかりスライドしてくれてるし、みんなの声がよく聞こえてきた。それだけ試合に勝ちたいという思いが伝わってきているので、良い状態だと思います」

――前半はちょっとショートカウンターを受ける場面がありましたが？

「つなぐサッカーをやっているので、ロストしてカウンターを食らう場面もありますけど、切り替えもできていたし、守備陣を中心に耐えれていた。ネガティブに感じてはいなかったですし、次に同じミスをしないようにと、後半は回数も減ったし主導権を握れる時間が続いた。僕たちがボールを持って、奪われてもすぐに全員で切り替えればミスが起きても大丈夫だというのは今日の試合で証明できたと思う。もっと前半から切り替え早くして、怖がらずにつなげたらいいなと思います」

――前半の最後にスベンド・ブローダーセン選手のアクシデントがあって、そこからどう後半に臨みましたか？

「ブロはすごくこれまでチームを救ってくれてましたし、ショッキングなことが起きてしまいましたけど、『ブロのために絶対に勝って終わるぞ』と、チーム一丸となって、絶対にブロに勝利を届けようという気持ちでみんなやっていた。ショックは大きかったですけど、ロク(六反勇治)さんが出るしチームとして大丈夫だし、みんな信頼していますから。チームがまた一丸となってブロに勝利を届けられたことが本当に良かったです」

――後半開始早々、チームの2点目になったミドルシュートを決めました。

「トラップしたとき、前に誰もプレスをかけてこなかったので。最初はパスも探していて、(小川)航基も呼んでたんですけど相手が航基へのコースを切っていたので、自分で打とうと思った。思い切り打ったら運良く入ったので、まあ打ってみるもんだなと思いました(笑)。左足だったからあまり力まずに打てたのかなと思います」

――まだ動揺も落ち着かない時間だからこそ、思いきって狙ったところも？

「いや、それはないです。相手がどこにいるのか見て、判断して、あの場合はシュートを打つという判断になりました。もし相手がシュートコースに入っていたらパスをしてただろうし、そこは前半に何かあったからとかではなく、シンプルに判断をして、良い判断ができてシュートも運良くゴールに向かっていってくれた」

――なかなか内容的には満足できない試合が続いた中で、残り4試合という終盤に会心の勝利だったのでは？

「そうですね。これがベースじゃなきゃいけないし、J1に上がるチームはこれくらいのエネルギー、パワーがないといけないと思います。残り4試合、これでやらない理由はまったくないというくらい、チームとしてピリッと厳しく、なおかつ声をかけあうような良い雰囲気でやれている。本当に1試合1試合これくらい全力を尽くして、それでようやく勝てるのかなと思う。次の試合も順位は関係ないですし、逆に順位が下だからこそやりにくい部分もあるので、今日以上にもっとハードワークして、今日より良い試合ができればいいかなと思います」