HAMABLUE PRESS

2022夏。横浜FC Jrユース、クラブユース選手権(U-15)で初の準優勝!!

 

▼戦いの中で大きく成長した選手たち

たとえばFWの島崎廉(中3)は、ラウンド32までは先発で起用されていなかったが、ラウンド16以降は先発で起用され、ラウンド16と準々決勝で2試合連続ゴールの大活躍を演じた。視察に訪れていた日本サッカー協会で育成部長を務める影山雅永氏も「面白い」と称するなど、今夏全国の舞台で最も伸びた選手の一人だろう。和田監督も島崎の活躍に目を細めている。

「彼なんかは一番分かりやすいですよね。あまりスタートから出た経験がなかった選手ですが、このような舞台で力を発揮してくれた。環境や相手に揉まれ成長してくれましたね。こういうのが育成年代で一番面白い。自分たちの勉強にもなりましたし、すごく楽しませてもらいました」

今大会途中から先発に定着した島崎は得点感覚の良さを発揮。大会を通じて大きな成長をとげた

 

ほかにも多くの選手が自信をつけ、MIPを受賞したFW前田勘太朗(中3)やキャプテンのCB家田唯白(中3)を筆頭に大きく成長。帯広で過ごした10日間だけで見違えるようにたくましくなった。

大会MIPを受賞した前田。ユース昇格後は「早期のトップチームデビューを目指したい」と意気込む

 

C大阪U-15との決勝は一進一退の攻防をくり広げながら、セットプレーからの失点をきっかけにリズムを崩し、1−3で涙を飲んだものの、準優勝という結果以上に彼らの成長がクラブにとって大きな成果だった。

決勝では前半35分にCKから失点。先制点を許し、苦しい展開に

 

右ウイングバックの位置から積極的に攻撃に関与した佃颯太。チームがリズムに乗れない中、推進力を武器に多くのチャンスに絡んだ

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