HAMABLUE PRESS

菊池彰人アカデミーダイレクター、ユース2種登録選手たちを語る

早いものでもう6月。トップチームのJ2リーグ戦も半分近くを消化し、Jチームが出場する天皇杯2回戦も始まりました。天皇杯といえば、ルヴァンカップのないJ2以下のクラブにとって、下位カテゴリーとの対戦では若手の登竜門という側面もあります。コロナ禍の近年では多くのクラブがユースから選手を2種登録していて、6/1に行われた天皇杯の試合に出場機会を与えられた選手もいました。

横浜FCも4月に6選手、5月末にも3選手が2種登録され、トップチームの試合に出場可能になっています。そこでアカデミーダイレクターを務める菊池彰人さんに、ユースとトップチームとの連携や、彼ら9人がどんなプレーヤーなのか話をうかがいました。

 

▼すべては選手の成長から逆算して考えるのが僕らの準備

――まずは菊池さんの経歴を教えてください。
「1997年から2020年まで23年間、ヴィッセル神戸のアカデミーでコーチや監督、スカウト、チーフコーチ等を歴任して、ヘッドオブコーチングとアカデミー・ダイレクターをやっていました。昨年の2月から横浜FCに移籍して現職を務めています」

――20年以上も勤めたビッグクラブからのジョブチェンジですが、決断の決め手は?

(残り 6101文字/全文: 6611文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3 4
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ