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無料記事【結果】J2第33節 ザスパクサツ対岡山  0対1敗戦、今季のシーズン負け越しが決定。大槻毅監督コメント

 

 【結果】J2第33節 ザスパクサツ対岡山  0対1敗戦、今季のシーズン負け越しが決定。大槻毅監督コメント「この時期にそれを言ってもしょうがない」

 

 

 

【結果】

 

ザスパクサツ  0−1 岡山

 

前半(0−1)

後半(0−0)

 

【得点】

 

30分:ミッチェル・デューク(岡山)

 

 

【交代】

 

54分:加藤潤也→鈴木国友

62分:北川柊斗→深堀隼平

62分:小島雅也→山中惇希

81分:細貝萌→奥村晃司

81分:岡本一真→白石智之

 

【試合内容】

 

 

先制されると勝てない。

 

ザスパクサツは前節仙台戦と同じスターティングメンバー。加藤潤也と北川柊斗の2トップ、左MFには高木友也、右MFには長倉幹樹が配置された。

 

立ち上がりに勢いを持って前へ出ていったが、時間の経過とともに岡山にリズムを握られる展開になっていく。

 

攻守で群馬対策を実践する岡山は前半30分、ザスパクサツの最終ラインからのビルドアップに圧力をかけてきた。

 

CBからバックパスを受けたGK櫛引政敏が縦パスをつなごうとしたが、それがキックミスとなり、岡山FWミッチェル・デュークの足元へ。そして、そのまま無人のゴールへ蹴り込まれた。

 

不運な形で1点を失ったザスパクサツは後半、反撃に出るが、アタッキングサードでのクオリティーが足りずに、シュートまで持ち込むことができない。後半は、交代選手を立て続けに投入したが、ゴールは遠かった。

 

ザスパクサツが放ったシュートは前半が4本、後半はわずか1本。後半、ボールを持つことはできたが、相手ブロックを崩すことはできなかった。

 

ゴールを奪い取る気迫、勝点への執念が薄いのが気掛かりだ。岡山に敗れたザスパクサツは8勝6分19敗となり、今季のシーズン負け越しが決定。

 

今季のスローガン「Beyond」クリアが現実的に難しくなった今、残留するための戦いに切り替えていかなければいけない。

 

 

大槻毅監督

「結果だけみて、かわせなかったから、かわせませんでしたというのは簡単だ」

 

「スタートの相手のメンバーをみたときから、いろんなことが準備されているんだろうなと感じながら、試合前に我々の準備したものとの戦いになった。30分に、ああいう失点の仕方をして、相手も守備の固いチームで、ハードワークして、強度のあるチームなので、入らせてもらえなかった。時間が経つにつれて、ボールは動かせたのですが、ゴールに入るところは表現しきれなかった。それが、ちょっとしたところ、ちょっとなんだけど、大きな差を感じた。我々も、それをこじ開けるところ、前へ出るところ、あきらめずに戦うことは確認できたので、次の試合へ向けて前向きにやっていく」

 

 

Q 前半は相手の強度が強く、中盤でボールが持てなかった。

 

「試合前からわかっていた。2トップで、中盤が3枚だったので、開くところは決まってくるので、どうやって持ち出すか、持ち出せたところは何度かあったが、ボックス付近で、質を出すところで、出なかった。出たときは、シュートまで行けた。後半は、そこを埋められたので、コンビネーションだったりで、崩せればと考えた。固いゲームは、リスタートだったり、ミスで決まるんだろうなと思っていた。櫛引政敏がミスをしたと思われるだろうが、前半にビッグセーブを2本しているし、これまでも守ってくれていた。だからこそ彼のために勝点1でも奪って、試合を終わらせたかったという思いが強い」

 

Q 失点のシーンで相手のプレスをかわせなかった理由は?

 

「結果だけみて、かわせなかったから、かわせませんでしたというのは簡単だが、岡山がきちっと準備して、その判断で、違うう判断があったのは結果論としては言えるかもしれないが、あそこでボールが引っかかったのは技術的な部分があるし、そういったところで、だれかを責める気はない。そこのところで、周りがサポートしてポジションを取るとか、やらなければいけないが、この時期にそれを言ってもしょうがないので、また次に切り替えて準備したい。答えになってないか?」

 

Q 岡山の左サイド宮崎幾笑は不慣れなポジションだった。それもあって、右サイドから攻められたのか?

 

「どちらかというと、(岡本)一真、(長倉)幹樹が良いポジションを取ったり、寄せられてもボールをつなぐシーンを作ったのが良かった。相手どうこうじゃない」

 

Q 残り9試合、勝点を確保する戦いが大事になる。どんな戦いを?

 

「残り9試合だが、ここまでも毎試合大変だと思っている。ゴールを奪うことが必要だと思っていますが、ゴールを奪うために前がかりにはなりたくないし、頭をクリアにして、相手もいるし、相手をリスペクトはするけれども、自分たちがしっかりと強度を高くするとか、気持ちを整える準備をするとか、そういったところをやって、9月の連戦を含めて、意識しなければいけない。まずはコンディションを整える。カードの累積を含めて、総力戦で挑みたいと思います」

 

 

 

(2022.08.28)

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