【コメント】J2第20節ザスパ対甲府 6失点完敗、危機感なき大敗で「伝わらないサッカー」表現
【コメント】J2第20節ザスパ対甲府
6失点完敗、危機感なき大敗
奥野僚右監督
「深刻になったからいいというわけではない」
【結果】
ザスパ 2−6 甲府
前半(0−4)
後半(2−2)
【得点】
7分:荒木翔(甲府)
12分:野津田岳人(甲府)
17分:泉澤仁(甲府)
32分:鳥海芳樹(甲府)
63分:泉澤仁(甲府)
71分:白石智之(ザスパ)
87分:長谷川元希(甲府)
90分:大前元紀(ザスパ)
【戦評】
危機感なき大敗だった。加藤潤也が負傷欠場となったゲームで、メンバー選考も機能しなかった。序盤から甲府にプレッシャーをもろに受けた中で、ぬるいプレーをみせると、前半7分、12分、17分に立て続けに失点して0対3、その時点でゲームは決まった。その後も、チームは締まらずに前半32分、後半18分にも失点し0対5のスコアになる。後半26分に、交代出場の白石智之が1点を返し、90分には大前元紀がゴールを決めたが結果的には2対6。降格圏脱出への意志がまったく感じられない試合となった。毎試合のことだが、指揮官の選手起用も疑問が残った。チームのために戦える選手を起用していかなければ降格圏脱出は難しいだろう。危機感なき取り組みから派生した、今季のワーストゲームだった。今季のザスパは「伝わるサッカー」を目指しているようだが、何も伝わってこないゲームだった。
奥野僚右監督
アウェイに多くのファン・サポーターが駆けつけてくれた中で自分たちのサッカーを表現したかったのですが、ゲームの序盤に連続失点してしまったことが悔やまれます。前半に4失点してしまったことは仕方のないことなので、たらればを考えるのではなく、後半にどう戦っていくのかを考えようということで、後半へ送り出しました。
後半に得点を奪えたことは良かったと思います。しかしながら、相手にもチャンスを与えていましたし、一つのプレーの大切さを痛感したゲームになりました。甲府のような強度でも、自分たちが自信を持ってプレーする力をつけていかなければいけないと思います。
今日は立ち上がりから受けに回ったところがあり、立て続けに失点してしまったということです。1失点目が7分、2失点目が12分、そして17分と。失点後のところで、自分たちが盛り返すために、取り組むべきことができなかったのが、残念であり、もったいなかったということです。
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