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無料掲載【Gマガ】ザスパ加藤潤也コメント 「攻守に貢献しながら、得点が取れる選手になりたい」

ザスパ加藤潤也 「攻守に貢献しながら、得点が取れる選手になりたい」

 

 

 

 

 加藤潤也が、いよいよ本領を発揮してきた。開幕当初はケガに苦しんだが、コロナ中断期間を経て、ケガが完治。最近は6試合連続の先発出場で、この4試合は連戦の状況下でフル稼動している。10節北九州戦でJ2初ゴールを決めると、13節山口戦ではホーム初勝利を導く決勝弾。その存在がJ2にとどろき始めている。31日のZOOM会見のコメントを掲載する。

 

 

―磐田戦のアシストを振り返って?

 

「青木選手がいいプレスからボールを奪ってくれました。プレスがかかったときに自分も3バックへ同時にプレスをかけに行っていて、そのスピードのままパスを受けてバイタルへ入っていけました。

 

ゴール前に大前選手がいてくれたので、自分で打つか、大前選手に出すかの2択だったのですが、大前選手の足元に正確に出せればゴールになると思っていたので、パスがズレないように出しました。大前選手が決めてくれて良かったです」

 

―去年のトップ下から左サイドのポジションになっている。

 

「自分がこれ以上、選手として上に行くにはサイドもできないといけないと、去年から言われていました。今年はずっとサイドですけど、ネガティブなイメージはまったくなくて、サイドハーフで新たな自分の形をつくりたいと思っています。まだ課題もありますが、自分の中でうまくコントロールして、90分を通じてプレーできるようになってきました。サイドバックとの連携も上がってきましたが、最後のアタッキングサードで仕事ができるようにしたいと思っています」

 

―守備の役割も増えてくる。

 

「自分は背中で相手を消すことは得意としているというか、去年、布監督からも評価してもらいました。守備の1対1の対応は、まだまだなので、そこはうまく抑えられるようにやっていきたいと思います」

 

―連戦のコンディション調整は?

 

「中2日、中3日は、ぜんぜん違います。3日あれば、かなり体がフィットしてくるのですが、アウェイの中2日はキツい部分がありました。連戦の方が、個人的にはいいかなと思います」

 

―連戦の方がいい?

 

「単純に、今年は練習がキツいので、連戦であれば試合後にリカバリーで調整して、また試合なので練習のキツさがなくなります(笑)。連戦で時間が限られているので、修正の部分では大変なのですが、映像をみて頭を整理することで、チームとして良くなっていると思います」

 

―去年も練習はキツそうだった。

 

「去年より、今年の方がキツいと思います(笑)。フィジカル的だけではなく、止める、蹴るの技術の質が求められていますし、ポジショニングも正確性が求められているので、多くのことを吸収して成長していければと思います」

 

―最近3試合2勝1分。チームの変化は?

 

「負けているときは、あまり試合に出ていなかったので判断できませんが、サッカーはしっかりと走って、ハードワークすることが大前提なので、戦う姿勢、切り替えの部分を含めて変わってきているのかなと思います」

 

―ケガ明けでコンディションが上がっている。ここからの目標は?

 

「サイドでプレーすることが多いと思いますが、ゴール前に入っていって、得点のところで10点を目指していきたいと思います。サイドで攻守に貢献しながら、得点が取れる選手になりたいと思っています」

 

―今節の甲府のイメージは?

 

「前線にブラジル人選手がいますし、守備もしっかりしたチームなので簡単な相手ではないと思います。まずは、自分たちがやりたいサッカーをやって、勝負していきたいと思っています。ゲームの中で臨機応変に対応して、全体で戦い方を共有していけたらと思います」

 

 

(2020.09.01)

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