【高校サッカー】前橋育英、4強進出ならず。國學院久我山に0−1で無念の敗退
【高校サッカー】前橋育英、4強進出ならず。國學院久我山に0−1
タイガー軍団の牙が抜かれた。
2・3回戦と比較すると静かなゲームとなった。前橋育英は持ち前のパスワークでボールを動かしていくが、久我山の組織的な最終ラインを崩せず時間が進む。
それでも前半38分にはFKから吉田がヘッドでゴールを狙い、39分には横澤のドリブルから大塚が決定機を迎えるが久我山の決死の守備に阻まれてゴールを割ることができない。4強をかけた攻防はスコアレスでハーフを折り返す。
後半も育英のスイッチはなかなか入らなかった。スペースを埋められサイド攻撃を封じ込まれると、相手陣地でセカンドボールを拾えず攻撃が単発になっていく。そして後半12分、右サイドからカウンターを受けるとファインゴールを突き刺されて、先制点を奪われてしまう。
あとがなくなった育英は、2戦連続ゴールのスーパーサブ馬場を投入し打開を図るが、相手の決死のブロックを突破できずシュートまで持ち込めない。ゲーム終盤は前線へロングボールを送り込んだが、最後までゴールを割ることができず無念のタイムアップとなった。
育英の頂点への道は、準々決勝で閉ざされた。決定機自体は育英がわずかに上回ったが、決定力の差が勝敗を分けた。
【準々決勝】5日、三ツ沢
前橋育英 0−1 國學院久我山
【得点】國學院久我山
後半12分 内桶 峻